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光ピックアップ分野

光ピックアップ分野

光ピックアップとは、CD(コンパクトディスク)やDVD(デジタル多用途ディスク )、MOやMD(光磁気ディスクやミニディスク)といった光ディスク媒体が光ディスクドライブやプレーヤに装填された際に、光ディスクから情報を再生したり、記録するための光学ユニットです。そして、今では、この光ディスクドライブは、オーディオ・ビジュアル機器やノートパソコンをはじめ、ほとんどのコンピュータ機器に搭載されています。

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光ディスク媒体には、追記記録が可能なCD-RやDVD±R、フロッピーディスクやMDのように何度も書いたり消したりできるCD-RWやDVD±RW、DVD RAMに加え、DVDよりも大容量情報を再生したり記録したりすることが可能な次世代DVD(Blu-ray DiskやHD DVD)があります。そして光ディスクドライブメーカーは次々世代への技術開発にも挑戦していくと考えられます。
また、複数規格に対応できるマルチドライブ(あるいはCOMBO)のPCへの搭載率はこれからもますます上昇すると考えられます。
光ディスクはユーザーにとって、ますます便利で身近なメディアとなるでしょう。

光ディスク規格の大容量化にともなう技術の進歩にとって、光ピックアップ技術開発がカギとなっているなかで、日東光器では1980年代初めのコンパクトディスク登場以来、光ピックアップに必要な各種光部品技術の向上を重ねてきました。たとえば、光波を反射・透過・スプリットさせるための偏光ビームスプリッターや複屈折結晶をつかって光波の位相を変える1/4波長板や1/2波長板、さらには光波を回折させるためのグレーティング(DOE:回折光学素子)といった光部品を大量かつ安定的に光ピックアップメーカーへ供給し続けています。

また,ドライブメーカーが光ピックアップ光源に短波長レーザーを採用するにしたがって、日東光器では、赤外光、赤色光、青色光の3波長化に対応すべく、研磨・成膜を中心とした総合的な技術開発を進めており、その成果を展示会等で発表しています。

 

光ピックアップ用製品例

  製品名 用途例
基本光学
プリズム
ダイクロイックプリズム 光ピックアップ
ビーム整形プリズム
ウエッジプリズム
偏光素子・
偏光プリズム
ビームスプリッター
偏光ビームスプリッター
無偏光ビームスプリッター
無位相ビームスプリッター
波長板(λ/2、λ/4)
ウォラストンプリズム
光学薄膜 反射鏡 全反射ミラー
レーザーミラー
ハーフミラー
アッテネーター 表面無反射アッテネーター 
その他 グレーティング
開口制限(NA)素子




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