レンズ

メニスカスレンズは、両面が曲面で構成されたレンズで、片面が凸、もう片面が凹の形状を持ちます。光の収束や発散を制御しつつ、球面収差を抑える効果があり、特に高精度な集光や拡散が求められる光学系に適しています。凸メニスカスと凹メニスカスのタイプがあり、用途に応じて選定されます。

• 医療機器
• 半導体・FPD製造装置（照明系、ステージ系）
• デジタルカメラ
• 顕微鏡
• 測量機
• 測定器
• 投影機
• 音響光学装置
• 光学センサー

別名：集光レンズ、円柱レンズ

シリンドリカルレンズは、円柱状の屈折面を持つレンズです。一定方向にのみ曲率が付いているため、光の焦点は平行方向に列の焦点を結びます。

• 医療機器
• 計測機器
• レーザープリンター
• 半導体・FPD製造装置（照明系）

大口径レンズは、開口径が大きく、より多くの光を集めることができるレンズで、暗所での撮影や高精度な光学測定に適しています。

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• 半導体・FPD製造装置（照明系、ステージ系）
• 測量機
• 測定器
• 投影機

アキシコンレンズは、円錐形の表面を持つ特殊なレンズで、入射した平行光をリング状またはBesselビームに変換する機能を持ちます。通常のレンズとは異なり、焦点を一点に集めず、長い焦点深度を持つ光を生成できます。

• 半導体・FPD製造装置（照明系、ステージ系）

MLA（マイクロレンズアレー）は、微小なレンズを規則的または非規則的に配列した光学素子で、光の集束・拡散・均質化などに用いられ、幅広い分野で活用されています。日東光器のMLAは、合成石英またはシリコン基板上に形成され、用途に応じた材料が選ばれます。合成石英は耐熱性が高く紫外線領域に適し、シリコンは高い屈折率を持ち、光通信や赤外線帯域に適しています。

• 光通信用
• 半導体・FPD製造装置（照明系）
• レーザー加工機

シリンドリカル形状MLAは、円柱状の微小レンズを格子状に配置した光学素子で、主に一方向の光制御に特化しています。光の集光・整形・均一化に優れ、光の拡がりを一軸方向に制御できるため、特定方向への高効率な光分布が可能です。

• 光通信用
• 半導体・FPD製造装置（照明系、ステージ系）
• レーザー加工機

非球面形状MLAは、各レンズ素子が非球面形状を持つマイクロレンズアレイで、収差補正や高精度な光制御が可能な光学素子です。従来の球面MLAに比べて、光の集光効率や均一性が向上し、高度な光学系に使用されます。

• 光通信用
• 半導体・FPD製造装置（照明系、ステージ系）
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