技術情報

研削

超精密研磨への橋わたし

研削(荒摺)とは、プレス成型・アニール処理されたガラスを図面に従った形状に加工することです。

研削時は、素材の硬度に応じたダイヤモンド、アルミナ、SiC(シリコンカーバイト=炭化ケイ素)などの各種砥粒または砥石を研削液とともに使用します。
また、砥粒で研削する場合は、順次、粒度のあらいものから細かいものへと変えていきます。

プリズム研削

加工方法としては、大別して機械加工と、熟練した工員の手摺りによる加工に分けられます。機械加工では、ダイヤモンドカッターを搭載したジェネレーター機や、平面研削機が使用されます。手加工と機械加工は生産の量や素材の性質、完成品の要求性能によって使い分けます。

日東光器が、研削済みの荒摺完成品の外注調達に頼らないのは、独自の高精度治具を自社開発し、加工形状の大小を問わず極限まで最終形状に近づける研削を行うことで、次工程において超精密研磨が可能となり、さらには研磨時間の短縮をはかることで短納期量産も可能となるからです。

研削機



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